対訳用語集

久しぶりに仕事用の対訳用語集を作りました。下記にアクセスしてご覧ください。

小売市場関係です。

http://chinese.g.hatena.ne.jp/toraneko285/20111029

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世界日本語教育研究大会2日め

二日目は午前、午後ともに研究発表やワークショップを中心とする日程でした。翻訳通訳教育に関する研究も日本語教育の一部となります。

来年の開催地は日本なので、通訳翻訳学会のメンバーにも呼びかけて通訳翻訳研究のセッションをひとつ作ってもらえたら面白いと思います。中日・韓日・英日・独日……など各国語の通訳翻訳教育事情が分かるようなパネルディスカッションなどが面白いのではないでしょうか。

さて、話が横道にずれましたが、二日目のレポートです。

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といっても、二日目はほぼ研究発表の聴講に終始し、ここにあまり専門的なことを書いても仕方ないので雰囲気だけ写真で伝えることにします。

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パワーポイントの資料を投影しながら発表を行い、聴講者はそれをデジカメで撮影するというのが現在の研究発表でよく見られる光景です。私もあちこちの会場を回りながら興味のある発表を聴講し写真を何枚も撮影しました。自分の研究と関係のある発表をした先生とは名刺交換をして連絡を取り合う約束をしました。

全ての発表が終了した後、参加者全員が体育館に移動し、分科会ごとの総括と盛大な閉会式が執り行われ、第十回世界日本語教育研究大会は成功裏に幕を閉じました。

二日目の夜は天津賓館のバンケットホールで宴会が行われ和気藹々とした雰囲気の中でお食事を楽しみました。

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世界日本語教育研究大会1日め

  19日~22日まで天津に出張し、20・21日に開催された世界日本語教育研究大会に参加しました。

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天津外国語大学のキャンパスにはあちこちに幟が立っています。

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研究発表のメイン会場となった逸夫楼です。

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2000人あまりの参加者が集まり、開会式など全体プログラムは体育館で行われました。

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主催者や来賓の挨拶の翻訳は字幕で表示されました。学生による同時通訳もついたそうですが、レシーバーの数に限りがあり、私は同時通訳を聞くことはできませんでした。

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平田オリザさんの記念講演。とても面白い内容でした。

一日目午前中は全体会、お昼には大学から参加者全員にお弁当が配られ、午後から研究発表が始まりました。分科会やワークショップの数が非常に多いため、前日からプログラムを検討して目当ての発表の時間と場所を確認し、あちこちの会場を移動しながら聴講することになります。

夕食は事前に申しこんでおけば大学で提供してくれます。バイキング形式で自由に取って空き教室で食べました。大学院時代のクラスメートには十数年ぶりに会え、数年前に上海で翻訳通訳世界大会で知り合った先生とも旧交を温めることができました。

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晩ごはんです。生野菜、蒸しトウモロコシ、豆のサラダ、フルーツ、炒飯、野菜餃子、煎餅果子(甘くないクレープのようなもの)。

夜は「音楽の夕べ」と題した素晴らしいアトラクションを楽しみました。

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『翻訳研究への招待』に掲載された論文が公開されました。

『翻訳研究への招待』に掲載された論文が公開されました。

以下のリンクからご覧いただけます。ご批判、ご叱正をお待ちしております。

「中国翻訳史における小説翻訳と近代翻訳者の誕生」
http://honyakukenkyu.sakura.ne.jp/shotai_vol1/05_vol1_Nagata.pdf
http://honyakukenkyu.sakura.ne.jp/shotai_vol2/04_vol2_Nagata.pdf

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記事掲載情報

ホームページからリンクされていない記事のURLをメモしておきます。

語彙選択と構造転換 中日翻訳の問題点について 1994年

読解と翻訳・通訳のための中→日スラッシュ・リーディング・メソッド 2009年

大学で使っている講義資料など(基本的に毎年更新)

他にもwebにアップロードしてリンクり忘れている記事があると思いますが、いつか時間ができたらホームページをちゃんと整理しますので、しばしご容赦を。


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上海で仕事をしました

16日から18日まで仕事で上海に行ってきました。
現地で外資系の大手金融会社が大規模なカンファレンスを開き、英中・英日・日中の通訳者が稼働しました。


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↑参加者受付とオープニングセッションの基調講演の様子。

私は午前中のIR逐次通訳と午後のプレゼンの同時通訳を担当。午後の分科会はものすごい人出の全体会議と違って、小規模な会議ですが、だいたい満席になって日本企業への関心の強さがうかがえました。
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英語のプレゼンには英中と英日が、日本語のプレゼンには英日と日中の同時通訳がつきます。各社のプレゼンテーターは皆さん日本人ですが、堂々と英語で発表し、質問によどみなく答えているのを見ると、さすが大手企業でそれなりの役職についている方々は優秀なんだなあと思います。

自分の出番ではない時は、全体会議や分科会を聴講して勉強させてもらいましたが、英中通訳は通訳者の年齢がかなり若そうに見えるのに(二十代の方がほとんどじゃないかな)、通訳レベルが高くて感心しました。また、私たち中国語通訳者と同様に日本から出張してきた英日通訳者のお二人もベテランらしい落ち着いたパフォーマンスで聴きやすい訳出をされていて勉強になりました。今回の中国語ブースでの私のパートナーも信頼感のおける方で、とても恵まれた仕事になったと思います。

こういう機会があると、自分ももっと勉強しよう、頑張ろうという気持になりますね。

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通訳の仕事

最近の通訳のお仕事。

○ 医学交流会議

昨年かなり苦戦した医学会議の通訳業務を今年もやってきました。
午前十時に集合して十二時まで、各講演者と打ち合わせ。先生方は前日のうちに資料を提出したと言っていたのに、通訳者の手元に届いておらず、慌ててコピーをとってもらいました。講演者四人で発表資料に変更があったのは二人でしたが、途中に追加したスライドが何枚か入った以外は大筋は変更なしで助かりました。

午後1時に会議開始。
会議の冒頭、来賓挨拶では一人が事前にもらっていた挨拶原稿を完全無視。また某省のお役人は公務多忙につき欠席で代理の人を差し向けて挨拶原稿を代読させたため、超早口の棒読みになりましたが、昨日なぜか「代読かも?」という予感がして完全に翻訳しておいたので事なきを得ました。

講演はどうにか無事に終了。心配していた質疑応答も何とか「質問の意味が分かりません」とか「そういうことを聞いたんじゃありません」的な雰囲気にならずに順調に進みました。

午後六時十五分、会議終了。
疲れ果てて仕事が終わり、会場近くで簡単に晩ごはんを食べて帰宅しました。

○化学品法規制セミナー

化学品関連の法律説明会は何度か経験していますが、法規法律の規定が非常に細かく、化学品の名称など専門用語が多いので毎回けっこう大変です。仕事自体はまあまあ無事にできました。

お昼はクライアントさんの用意してくれた豪華弁当でしたが、講師と打ち合わせしながらだったから、四分の一くらいしかいただけませんでした。
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というより、仕事の直前にこんなに食べたら頭が働かなくなっちゃいますね。同時通訳の仕事を控えた通訳者にはごく軽い食事を用意してくれれば十分で、こんな立派なお弁当をほとんど残してしまって、もったいないことをしました。まあ、お客さんにすれば通訳者にはサンドイッチだけみたいな扱いをしたら失礼だという気持ちなんでしょうけど。

○ 北京市投資説明会

こんな楽な仕事もあるのよねぇ、と思った会議通訳でした。

日本側の挨拶が二本、中国側のプレゼンが三本、質疑応答というプログラムで、1時半集合・2時開会・5時半終了の予定でしたが、4時前に終わってしまいました。

変だな、とは思ったんです。エージェントさんから来た依頼書には逐次と書いてあるのに、主催者のサイトを見ると同時通訳付きとなっている、でも送って来た読み原稿の枚数は同時にしては少なすぎます。逐次ならまあまあ妥当な時間かな、でも実質3時間半の逐次が2人体制(しかも今日の相方は何と大御所中の大御所の大先生!)は大げさだよね等等と考えつつ会場に向かいました。

会場に到着すると通訳ブースがあったので、「やっぱり同時?、もしかして提供されたのは読み原稿というのはウソで概要だったとかいうオチじゃないでしょうね?」等と疑ったんだけど、発言者に確認すると原稿をそのまま読むと言います。

で、2時に会議が始まり、2人分の挨拶と3人分のプレゼンが終わり、質疑応答を促す司会者の言葉が出た時点でまだ三時半。大先生は「まさかこれから2時間ずっと質疑応答じゃないよね?」。
しかし質問をする人は一人も現れず、会場は静かなままです。やがて司会者が閉会を告げます。ブースの中で大先生と顔を見合わせて、「終わっちゃいましたけど?」、「終わっちゃったわね」。あっけなく業務終了でした。

読み原稿を一字一句たがえずに理想的な速度で喋る有難い発言者たち、とてもわかりやすくて気の利いたステキな挨拶をしてくれたご来賓の紳士お二方、本当にありがとう。




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投資金融フォーラム

明日はCVCF2010というフォーラムで同時通訳の仕事をします。

パネルディスカッションが主で、読み原稿や資料があまりないのですが、優秀なパートナー二人と協力し合って頑張ってこようと思います。

この仕事に関連した用語集を下記にアップしました。必要に応じてご自由にお使いください。

http://nikka.3.pro.tok2.com/dic/VCPE.pdf

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日本通訳翻訳学会大会

日本通訳翻訳学会の第11回年次大会が911日・12日に大東文化大学で開催されます。プログラムと発表要旨の詳細はこちらにアクセスしてご確認ください。当日参加も可能ですので、お気軽にお越しください。

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東京-北京フォーラム

言論NPOが主催する「東京-北京フォーラム」で、同時通訳の仕事をしてきました。

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私の担当したのは「政治対話」のセッションでした。
中国側メンバーは司会者が
白岩松さん(中国中央テレビ高級編集者)、パネリストに李肇星さん(全国人民代表大会外事委員会主任委員)、趙啓正さん(中国人民政治協商会議外事委員会主任)、呉建民さん(外交部政策諮問委員会委員、国際展覧局名誉主席)という超豪華な顔ぶれでした。

詳しくはこちらをご覧ください。

午後の政治対話はアジア、太平洋の未来と政治の責任~グローバリズムと国家の役割、アジアアイデンティティーとは何か~」をテーマとして議論が行われました。会場には200人近くの大学生が聴講に訪れ、壇上のパネリストとの質疑応答も行われました。

パネリストの皆さんの発言が様々な分野に及び、論語や唐詩を引用し、インドのムガール帝国に話が及び、鄭成功のお墓の話に飛び、紅楼夢や源氏物語と白居易のつながり、聖徳太子の十七条の憲法などなど……、我々ブースの中にいる通訳者たちはついて行くだけで精一杯という状況でした。私は何度もパートナーに助けてもらい、何とか食いついていこうと頑張りましたが、シーズン最初の仕事でのっけから手厳しい洗礼を受けた感じです。

こういう場で発言をされる方々はやっぱり深い教養があって、博覧強記と言うか天衣無縫というか、会場の聴衆として聞いているならとても面白く勉強になるお話でしたが、同時通訳をしている身にとっては冷や汗をかきながら綱渡りをしているような気分。

会議通訳者にはどんな話にも対応できる幅広い知識が求められる、ってよく言われますが、今回はそれを身にしみて感じました。もっと知識の幅を広げないといけませんね。

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