電子ブック「漢王」

昨日は青山学院大学で研究会があって、勉強のために出かけました。

せっかく出かけるからには、いくつも用事を作らないと気が済まない貧乏性の私です。

アイエスエスに電話をかけてHさんの出講日であることを確認。彼女には北京へ出発する前に「漢王」という電子ブック*を買ってきてくれるように頼まれていました。北京で自分のと彼女のと二つ購入することができましたが、なかなか会うチャンスがないので青山にいくついでに麹町で途中下車してデリバリーすることにしました。

それから、今週は大学で二年生中国語の中間テストをするので、電車の中でテスト問題を作ることにして小型のノートパソコンを持ってでました。電車に乗っている時間が長いのでけっこう仕事ができます。

授業が終わる少し前にアイエスエスに到着すると、飛んで火にいるなんとやら、さっそく教務担当者から冬の短期コースをやらないかという話を持ちかけられてしまいました。どうも私が辞めてからも私のホームページを見たり口コミで聞いたりして「この人のクラスで勉強したい」という人からの問い合わせが何件か来ているようです。
教材を作ったり、授業の準備をしたりせずによくて、土曜日が完全に休みなのはすごくラクなんだけど、たまにはご奉公しないといけないかなあ。

で、話も特にまとまらないまま授業終了の時間になり、そそくさとHさんと一緒にお昼ご飯を食べに行ってしまいました。通訳の現場以外で会ってゆっくり食事できるのは本当に久しぶり。

頼まれたお買い物を手渡して彼女と別れ、私は赤坂経由で歩きで青山学院大学に向かいました。歩けば運動になるし電車賃も節約できます。所々で道草を食いながら一時間ほどぶらぶら歩いて表参道まで来ましたが、お目当ての講演まで少し時間があったので、お茶を飲んで一休みすることにしました。森英恵ビルとシュウ・ウエムラの間の道を入って、ブラウンライス・カフェに行ったら、たまたま「ホール・フード・マーケット」の日でお店の中は多くの人で混み合っていました。何を売っているか一通り見て歩き、今日だけ半額というハーブティー二袋とフェアトレードのチョコレート二つを購入しました。

http://www.brown.co.jp/cafe/index.html 
http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13005392/

お茶は斜め向かいにあるクレヨンハウスのカフェでいただくことにしました。三時からのティータイムまで15分くらいありましたが、先に席に着くことができました。ここでいただいたのが写真にあるカボチャのタルトとオーガニックコーヒーです。試験問題を作っている途中のパソコンも写っていますね。
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http://www.crayonhouse.co.jp/home/restaurant.htm 
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/22753/

研究会は三時半から始まった第二部のほうを聴講しました。要するに、源氏物語のサイデンステッカー訳よりもアーサー・ウェイリー訳のほうが原文を忠実に再現している、サイデンステッカーの翻訳のせいで源氏物語がレイプの文学だという不名誉な評価を受けることになった、という話です。講師は東京大学名誉教授の平川先生。78歳のご高齢とは思えない元気な語り口で大変おもしろく拝聴することができました。

http://book.asahi.com/review/TKY200901130205.html

帰宅してからちょっと調べたら、アーサー・ウェイリーは中国の古典もいろいろ訳していることがわかり、がぜん興味がわきました。ウェイリーの老子道徳経と漢文版、日本語注釈本を並べて読んだら面白そうです。

帰りの電車の中でもテスト問題を作成し、自宅の最寄り駅に到着するころにはほとんど完成しました。
充実した一日でありました。


*漢王電紙書

http://www.hw99.com/product/productview-150.htm
いわゆる電子ブックですが、四書五経や唐詩を初めとする古典、四大奇書(水滸伝、三国演義、紅楼夢、西遊記)、さらに近現代文学の名著が千冊も搭載され、しかもインターネット接続によって数千冊もの作品をダウンロードできるというもの。唐詩といくつかの作品は音声で聞くこともできます。英語と中国語の辞書も入っており、中国語の画面で単語をスタイラスペンでなぞると中英辞書が起動して訳語を表示します。また、中国人の愛唱歌も入っています。

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うちの猫たち

顔が見たい!、というリクエストにお応えして。

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