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三毛の中南米紀行 -17-

<修正前>

平和の 

親愛なる市長様 

 あの日、お別れのに伝えることを忘れてしまいました。私の中国語の名前は、貴方たちの可愛い町と同じ意味がある「平和」と言います 

 初めてラパスに着いた時、どのような都市と人に会うのか全く見当がつきませんでした 

 ご存じの通り、私が宿泊しているのは旧市街のあるホテルで、ラパスの豪華なホテルには泊まりませんでした。貴方貴女のような人はもっと深く私たちの町と村落の人と土地を観察するべきで、ホテルで旅行の時間を使ってはいけない」と仰っていたのでその通りにしました 

 市長さん、たった十八日の時間は過ぎ去ってしまいました。このあっという間の時間の中で、私はボリビアの便利な列車と長距離バスを利用して遠いところまで行きました。色々な町に行って、この特別な都市パラマについては、また深い感情が芽生えました 

 貴方の都市、そして貴方の市民は私が滞在した時に、真摯な愛情と情緒を与えてくれました。この異郷の旅人に、まるで現地の人と同じように扱って頂いたので、離れるのがとても辛かったです。 

 私が見たラパスは、平和の町でした。ここは街が清潔で、バスが速くて、車内が綺麗でした。タクシーの運転手は優しく、店も良い対応をしてくれました。レストランのサービスは高級かそうでないかに関係なく親切にしてくれました。 

 都心部の鳩が沢山いる広場に大勢の人が座っていても騒がしくないですし落ち着いた寛容な市民なのですね 

 高いビルは旧式ヨーロッパ風の都心部に建てられ、新旧が入り交ざった建物は街の景観を壊さず、人々を楽しませていました。 

 ここで私はラパスの色々な博物館、旧城、新しい地区、大通り、路地から花の市場や市場、更には動物園と美容院にまで足を運びました 

 出会った全ての人々は、この土地で楽しく穏やかに過ごしています 

 特に感謝したいのは、ラパスには沢山の自然と広場があったことです貴方たちは自然を大切にしている。旅人は深夜に落ち葉を踏みながら散歩をしているとき、残念で名残惜しくなりました。また戻りたくなるからです 

 貴方の都市には、略奪や暴行がありませんでした。不誠実なことないので、この旅中、私はこの都市を安全と思いましたし、異郷にいるという気分にもなりませんでした 

 中南米の旅行では、至るところに可愛い人がいて、絵のような綺麗な景色が沢山ありますが、ボリビアのような民族の趣のあるところや、ラパスのような都市は、なかなかお目にかかりませんでした。 

 私は中国人で、自分の家と自分の国があるので、理屈から言えば、他国をこんなに深く愛することや気に入ることはないはずだと思っていました 

 ですが、私は貴方にこの手紙を書かなければなりません。ラパスに伝言してくださ。中国人であっても、この土地を愛さずにはいられないのです 

 理由は簡単です。ボリビアが先に私を好きになってくれたからです 

 立ち去るとき、喫茶店のお嬢さんも、道で大地の母を売ってくださったおばさまも、皆さん目を潤ませて下さいました。彼女たちは私を見かける度に「マミダ! 早く帰ってきて!」と呼びかけてくれました 

 市長さん、私はここで「マミダ!」と呼ばれ、貴方たちの仲間になり、外国人ではなくなりました。 

 貴方にラパスは何に似ているのかを伺ったとき、こう答え欲しかったのです。ラパスは永遠に一本の百合で、高原の上に咲いている。その香りは永遠に忘れることが出来ない、と 

 世界の人々に会った時、ボリビアはどんな国でラパスはどんな都市なのか喜んで伝えます。 

 貴方が今年の夏頃に台湾へいらっしゃるかもしれないと伺いました。私の同胞が貴方良い印象を与えられるよう、同じような教養と情熱でもてなすことを期待しています 

 お別れするときに、住所を聞き忘れてしまいました。 

 空港の問い合わせカウンターの女性が親身になって政府の名前を書いてくれました。 

 この手紙を貴方だけに送ると、台湾の人々にラパスの美しさが伝わらなくなってしまうので、この新聞に投稿しました。ある中国人がボリビアに対する最大の感激と賛美を送ったものとお受け取りください 

どうぞご自愛ください。 

あなたの友人  Echo

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